株式会社ポーラーズ研究所では、各種研究及び開発を実施しております。詳細は、以下各項目をご覧ください。
ごみ焼却施設からのダイオキシン排出問題解決のためにごみ焼却施設からの飛灰や焼却灰を高温で処理する溶融炉の建設が急ピッチで進められています。
また、都市ごみを直接溶融する方式の焼却炉の建設も盛んに行われています。
これら溶融炉から排出される飛灰中には非常に高濃度の重金属が含まれ、市販の薬剤で処理するにはランニングコストが高価すぎます。溶融炉向け薬剤市場では、安価で高性能な薬剤開発が求められています。
ポーラーズ研究所では、現状の有機キレート薬剤の高性能化を目指した研究や粉体薬剤の材料の改質などの研究を行っています。
バイオマス由来の焼却灰や土壌などでは、一般的な焼却灰と異なり陰イオン系の有害物質であるふっ素、ほう素、ひ素、セレン、六価クロムなどが基準値を超過する場合が多く報告されています。
弊社では、金属加工の際に排出される廃棄物のリサイクルを行い、陰イオン系の有害物質を特異的に不溶化する薬剤の開発を行っています。
また、この研究によりバイオマス由来の焼却灰をリサイクル可能な有用資源としてリサイクル輪を繋げ広げることとお客様の問題解決に繋げる社会貢献を目指しています。
工場跡地や事業所用地などの市街地の汚染に対して、汚染の調査や浄化対策を義務づける土壌汚染対策法が2002年5月に成立しました。
地下水汚染を含めて有害物質が人体に影響を及ぼさない事を目的に26項目について環境基準値が設けられています。
ポーラーズ研究所では、汚染土壌浄化修復する技術を確立するために原位置で浄化修復する事をベースにして、不溶出化薬剤の研究開発およびシステムの研究開発を行っています。
地球温暖化問題解決のため京都議定書が世界各国により、締結されました。
温室効果ガス排出削減対策としましてバイオマスの活用が不可欠であるとの認識により、バイオマスエタノール製造の研究開発に着手しました。
現状は家屋解体廃木材や間伐材などを原材料にして、エチルアルコールの効率的な製造方法の検討を行っています。
研究が進めば原材料の産業廃棄物の範囲を広げて、地域産業として定着できるように、事業化を目指します。
工場廃水、廃棄物の埋立処分地からの浸出水などの特殊な排水処理試験や汚泥の固化、リサイクル材料への適用試験、悪臭防止や消臭剤の性能確認試験などの研究も行っています。
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